AZULとは青という意味。青は空にあり海にあり、人がずっと憧れ続けている色なんだそう。
青以外のアズレージョも美しい。
最後の3日間はリスボンを堪能。我が家のリビングに飾ってある白須先生の作品を見に郊外の駅まで。旅の締めくくりにふさわしい素敵なアパートでゆったり。自炊をして過ごした。
ギマランイスには Aqui Nasceu Portugal ここにポルトガル誕生す と壁に掲げられている。ポルトガル発祥の地。
ひとりで訪れた時に色々案内してくれたイギリス人の写真家Peterと再会。エンジニアのAnaと4人でランチ。
イギリス人らしくユーモアと皮肉たっぷりの会話。この街は独特の落ち着いた空気が流れている。
ポルトはポルトガルの北の街。リスボンより少し大人でミステリアスな印象の街。
裏通りのそのまた裏にあるアパートに滞在。キッチンがあったから、ほとんど自炊しちゃった。
お肉屋さんでステーキ肉を分厚く切ってもらって娘と肉フェス。楽しかった。
シントラでは、ホテル・チボリ・パラシオ・デ・セテアイスという元宮殿だった建物に宿泊。パラシオ・デ・セテアイス というのは、7つのため息宮殿 という意味。これには歴史的な意味があるのだけれど、日本ではあり得ない不気味なホテル名。そして、今回の旅で一番行ってみたかったレガレイラ宮殿。カルヴァーリョモンテイロという大富豪が自分の理想郷として建てた宮殿。美しくて、不気味で、謎めいていて。正気と狂気の境目を行ったり来たりの何とも不思議な空間。一筋縄ではいかない美しさって魅力的とそれこそ7回ぐらいため息なのでした。
他のヨーロッパの国々からわざわざここEVORAにある
FiALHOというレストランで食事をするためだけに訪れる人もいるとか。
そのFiALHOでワインを飲みすぎて、娘にかつがれてホテルへ戻ることに……
ポルトガルのお買い物はとっても楽しい。手頃な値段で質のいいものが買えるから。食器・食べ物・着るもの・靴など。手仕事が得意な人々だからとっても仕上げが丁寧。私も娘もお買い物大好きで、、買いすぎて、ほんとに大変なことになりましたです。
スペインとの国境近くの要塞の村。朝と夕方には『沈黙の音がする』と言われ、ポルトガルで最も美しい村とされている。
広々したテラスつきの部屋から娘と2人、黙って夕日が沈むのを見つめた。本当にPreciousなひと時。
朝7時発のバスでアレンテージョ地方のReguengosという終点まで。車窓からは野原とワイン畑。タクシーでHerdade do Esporãoというワイナリーへ。23歳のペドロはどんな質問にも笑顔で答えてくれた。ここでは、はちみつ・オリーブオイル・野菜も生産していて、レストランでそれらを味わえる。美味しいワインとともに。
次男の高校卒業式を終えたその夜中の12時30分に羽田を発ちパリ経由でリスボンへ。シャルルドゴールでは時間があったのでお茶。11時すぎにリスボンに到着。宿泊はB&B。ポルトガルはインターナショナルホテルよりも小さい宿の方が親切で快適。アルカンタラ展望台に行き、サンタジェスタのエレベーターに昇り、夕ご飯はシュラスケリアで海の幸のリゾット。